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物語編

第六章 第四五話 概念編

第六章    カースト
第四五回 選民 の裏に 賤民

 

選民は、新約を認めず、旧約を信じるもの
賤民とは、旧約を認めず、新約を信じるもの
選民思想は、傲慢に嵌まり、神の道に至れない
賤民思想では、怠惰に填まり、人の道に到れない

 

畢竟、新約なき旧約は、選民思想に過ぎず
たとえ、賤民を侮り、獣の以下と蔑もうとも
自ずから、法に縛られ、神の愛を修めなくなる
それ故、神の子から、汝らは蝮の子だと評される

 

必竟、旧約なき新約は、賤民思想に過ぎず
たとえ、選民を嘲り、獣の数字と罵ろうとも
自ずから、愛に甘えて、人の法を修めなくなる
それ故、神の子から、汝らを知らないと評される

 

カルマは、魂を救済する、神の計画であり
カーストは、カルマによる、身分制度である
カルマを避ける者は、カーストに縛られていき
カルマを越える者から、カーストが要らなくなる

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