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物語編

第六章 第四六話 概念編

第六章    雛型経綸
第四六回 善神 の裏に 魔神

 

順縁は、善の業を持って、縁り合せること
逆縁とは、悪の業を以って、縒り合せること
小さな器は、逆の縁を切って、順の縁を受ける
大いなる器は、順の縁も受けて、逆の縁も容れる

 

順道とは、順縁を率いる、善神の道のこと
善を説くと、善人が近づき、悪人が遠ざかる
善なる者達は、善を競い合い、階級が現われる
善の業が窮まり、独り善がりな、天国の頂に嵌る

 

逆道とは、逆縁を率いる、魔神の道のこと
悪を解くと、悪人が近づき、善人が遠ざかる
悪なる者達は、悪を報い合い、罪過が洗われる
悪の業が削がれ、空の器となり、地獄の底を塞ぐ

 

雛型経綸とは、型が表れると、形が現れて
大いなる犠牲が、大いなる再生に変わること
善神が屠られると、悪が善に救われる型となり
魔神が許されるとき、善が悪に救われる型となる

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