第六章　　　　一厘の仕組
第六四回　人事　の裏に　神事

人事は、自由の石工、イシヤの仕掛のこと
神事とは、真理の御霊、メシアの仕組のこと
われ良しは、利己の考え、これ善し、あれ悪し
みな良しとは、利他の教え、これ善し、あれ善し

イシヤの仕掛けは、我良しの世の中のこと
利己の考えを広めて、利他の教えを遠ざける
利己善し、利他悪しと、利他の教えが消え去り
世界の九分九厘まで、イシヤの仕掛けが支配する

メシアの仕掛けは、皆良しの落し穴のこと
利他の教えを広めて、利己の考えを遠ざける
利他善し、利己悪しと、利己の考えに成り下り
世界の十分隅々まで、イシヤの仕掛けが支配する

一厘の仕組とは、富士に鳴門、尾張の仕組
富士の意味は、不二であり、一つになること
鳴門の真意とは、成十であり、十分になること
イシヤとメシアを、一つに合せて、十分に終わる