物語編
第六章 第六五話 概念編
第六章 日月神示
第六五回 日光 の裏に 月光
日光は、神が輝いている、神の啓示のこと
月光とは、我が耀いている、我の顕示のこと
地に我の光が耀くと、天に神の光が輝いている
天に神の光が輝くとき、地に人の命が耀いている
畢竟、日光なき月光は、創世記に過ぎない
たとえ、月光が耀いても、日光を映さないと
我ばかり、究められていき、闇ばかりに極まる
有り得ない、我の顕示に、神の園を追い出される
必竟、月光なき日光は、黙示録に過ぎない
たとえ、日光が輝いても、月光に写さないと
神がかり、究められていき、病ばかりに極まる
眩し過ぎる、神の啓示に、無い物まで見え始める
創世記は、神が我を創る、最初の章のこと
黙示録とは、我が神に還る、最後の章のこと
創世記は、幻想に逃げて、現実に変る話であり
黙示録とは、真実に怯えて、解釈で歪む話である