clear
clear
物語編

第六章 第六一話 問答編

    

 

マサシ 五芒星(ゴボウセイ)とは、何ですか?

 

アキラ 五芒星は、五つの角がある、星のこと。
    英語で、ペンタグラムと、呼ばれるもの。
    それぞれ、木、火、土、金、水に対応して、
    この世の現象が、相克する様子を示している。

 

    

 

マサシ 六芒星(ロクボウセイ)は、何ですか?

 

アキラ 六芒星は、六つの角がある、星のこと。
    英語は、ヘキサグラムと、呼ばれるもの。
    上向きと、下向きの三角が、陰陽に対応し、
    この世の現象が、相生する様子を示している。

 

マサシ 経糸(タテイト)は、どういうものですか?

 

アキラ 経糸とは、突き詰める神の教えであり、
    別の言葉で、「旧約」と呼んでいるもの。
    基本の教えで、内なる人々には優しく映り、
    教えに従わない、外なる人々には厳しく映る。

 

マサシ 緯糸(ヨコイト)は、どういうものですか?

 

アキラ 緯糸とは、受け容れる神の教えであり、
    別の言葉で、「新約」と呼んでいるもの。
    発展の教えで、外なる人々には優しく映り、
    教えに従がった、内なる人々には厳しく映る。

 


 

トキワ 偽物を否定しないのは、どうしてですか?
    否定した方が、本物に導かれると思います

 

マコト 小学生は、小学生に向けた教えがあり、
    中学生には、中学生に向けた教えがある。
    誰にも彼にも、真理を解く必要はないです。
    小学生に、空を説けば、虚無が蔓延るばかり。

 

    空とは、Aも正しいし、非Aも正しい。
    Aを唱える偽物も、非Aを訴える偽物も、
    本物から見れば、真理の一翼を担ってます。
    尊重こそしますが、彼らを否定は出来ません。

 

トキワ しかし、偽物を信じて、地獄に導かれる、
    信者の方々を、可哀そうとは思いませんか?

 

マコト 思いますが、偽物を信じてしまうのは、
    欲望が有るからで、信心では在りません。
    痛い目を見ない限り、進級が出来ないなら、
    小学生とはいえ、旅をさせるしかありません。

 

トキワ 偽物に、大悲を持って、苦言を呈する、
    本物というものは、存在しないのですか?

 

マコト いらっしゃいます、大いなる欲を持ち、
    弥勒の世に導こうと、意図的に偏ります。
    こうなると、混沌が窮り、人々が迷うため、
    ここでは、中立を保ち、出口を司っています。

 

トキワ この時代、地球に現れている、菩薩にも、
    様々な役が有るという、理解で良いですか?

 

マコト 中学生が、小学生を、非行に導くとき、
    前者を払い、後者を守る、大人もいれば、
    前者も後者も、育て上げる、老人もいます。
    この道は、智慧と慈悲を培う、翁人の道です。

 

トキワ 人々を地獄に誘うような、悪の権化を、
    智慧の菩薩は、どのように導くのですか?

 

マコト 多くの人を、地獄に突き落とす悪業を、
    果たして、小器が負えるか考えて下さい。
    並の器では、獄で泣き喚き糧に為りません。
    それゆえ、この大役は大器の菩薩が担います。

 

    斯くの如く、悪魔を菩薩と見とめると、
    彼らが犯した、悪業が功徳に変わるため、
    地獄の苦しみが、徐々に癒されていきます。
    これが、智慧と慈悲を司る、菩薩の済度です。

 

トキワ 小学生を非行から守る方が、早いと思います。

 

マコト もちろん、その通りです、否定はしませんよ。

 


 

ナラ  まともな、政治家は、存在していますか?

 

マコト 政治家の九分九厘が、地獄に堕ちます。
    その中で一厘だけ、本来の政治家ですが、
    小学生に、一厘を教えて、救いを説いても、
    大学生には、外に頼るなと、悟りを解きます。

 

ナラ  正しい政治家を、選ぶ必要はないのですか?

 

マコト 政治に依り、社会を糾すのは、小学生。
    成長に拠って、世界を正すのは、大学生。
    即ち、自分が変われば、世界も換わります。
    菩薩は、自ら正そうとする、覚悟が要ります。

 

ナラ  政治家が、地獄に落ち易いのは、何故ですか?

 

マコト 億人に報いれば、億回で酬いられます。
    それゆえ、支配の側に回る、天人などは、
    密命を受け、我を忘れて、役を演じてます。
    それを知らず、真似る者は、悲惨な結末です。

 


 

ヤマト 日本が、護られているのは、どうしてですか?

 

マコト 今後の世界のため、失われた大和魂を、
    蘇らせる使命が、日本人に課されてます。
    外国と異なり、奇跡的に護られているのは、
    期限を延ばして、改心を待っているからです。

 

    それなのに、子供から大人に至るまで、
    日本の人々は、害国に魂を売っています。
    子供は、美しいからと、媚を売ってしまい、
    大人達は、儲かるからと、民を売っています。

 

    待てども待てども、魂を売り続ければ、
    外なる国と同じ道を、和の国も歩みます。
    見かけの美しさは消え、醜い中身が現れて、
    獣のように扱われて、地を這うことでしょう。

 

    少数の魂が、大和魂を見せているため、
    日本人は、奇跡的に破滅を免れてますが、
    確実に、限界は存在して、期限は近いです。
    日本人として、魂を売るのは、もう終りです。

 


 

ヤマト 外来語を避けているのは、どうしてですか?

 

マコト 日本の人々から、大和魂を奪うために、
    手を変え品を換え、魔は罠を掛けてます。
    日本語で言い直せば、本質が伝わるところ、
    敢えて、害来語で伝え、民心を惑わしてます。

 

    鎖国が破られた、明治の維新の際には、
    外来の概念を、日本の言葉に直したため、
    日本の精神まで、乗っ取られる事を免れて、
    肉を切らせて、抱き参らせる事が叶いました。

 

    しかし、戦争後に、占領された際には、
    精神まで蝕まれ、完全に支配されました。
    その見掛けは、甦ったように見えましたが、
    その中身は、喰われてしまい全くの別物です。

 

    例えば、クール・ジャパンの考え方は、
    大和魂と真逆ですが、国策に為りました。
    日本人の精神性が、属国根性に堕ちたため、
    同程度の外国に、因縁を付けられ久しいです。

 


 

ヤマト どうして、あんな事件が、起きたのですか?

 

マコト 現在、公衆の面前に、出ている人々は、
    見せている容姿や、訴えている理屈など、
    外見は装ってますが、中身は腐っています。
    彼らの九分九厘が、魔界に操られる存在です。

 

    染まりながらも、尽力した一厘の者は、
    強制的に戻される、時節に為っています。
    悪業を摘めないなら、止まる必要はないと、
    悪業を増やす前に、撤退が命じられています。

 

    国家のために、孤軍奮闘した者でさえ、
    民を危めた罪を、煉獄で見せられてます。
    況や自我のために、民を売り渡した者をや。
    煉獄では済まず、金輪際、地獄を出れません。

 

    魔の手下で、あの世に呼ばれない人は、
    最後まで、この世に止まり罪を重ねます。
    そして、信者を集めて、地獄に連れていく。
    これこそ、悪の御用、彼らの最期の使命です。

 


 

ヤマト どうして、政治家が、獄に堕ちるのですか?

 

マコト たとえ、五十一は、国を利していても、
    その為に、四十九で、民を害していれば、
    必ずや、報いたことは、後から酬いられて、
    善も悪も、漏らす事なく、自らに返されます。

 

    更に、政治家は、大勢に影響を与えて、
    億人に報いるため、億倍で酬いられます。
    少数を殺せば罪人で、多数を殺せば英雄と、
    悪魔の取り繕いは、神様には全く通じません。

 

    従って、君子ならば、我が器を弁えて、
    器に収まる役に就いて、影響を与えます。
    加えて、神の理を求めて、権力を使うため、
    煉の獄で、何が酬われても、真我を観じます。

 

    反対に、小人ならば、我が器を弁えず、
    器に余まる位に憑いて、影響を与えます。
    加えて、我が利を求めて、権力を遣うため、
    地の獄で、何が酬われても、自我を感じます。

 


 

ヒゼン どうして、愛国心を、掲げないのですか?

 

マコト 今の日本は、日本人の振りをしながら、
    日本を貶める、害国人に治められてます。
    彼らは、大和魂を忘れて、害国に気触れる、
    日本人を、炙り出すために、神が用いてます。

 

    彼らに、従がうにせよ、逆らうにせよ、
    売国に捕らわれて、日本人の本分である、
    大和心を忘れる者は、同罪と見なされます。
    神に全てを任せる、惟神の道に躓くからです。

 

    従って、日本人が、売国を相手にせず、
    ひたすら、目の前の、現実に感謝すれば、
    彼らは、大和魂を試す、役を果たし終えて、
    神の手で、本来の世界に、帰されて逝きます。

 

    一方、自らの手で、彼らを取り除けば、
    自らが、彼らに代り、神に用いられます。
    愛国心で、大和心から、日本人を遠ざけて、
    最期は、相応しい世界に、返されて逝きます。

 


 

ヒゴ  愛国心を持っては、いけないのですか?

 

マコト 愛国心は、その国民の精神性に応じて、
    段階的に説かれて、育み続けるものです。
    永遠に変りたくない、未熟な愛に拘るなら、
    国を腐らせるばかりか、民も腐っていきます。

 

    未熟な愛国心とは、選民意識を持って、
    自国を尊ぶため、外国を貶めるものです。
    選ばれている、内なる国民から愛されても、
    択ばれていない、外なる国民には憎まれます。

 

    成熟の愛国心とは、模範意識を以って、
    自国を愛すよう、外国を哀するものです。
    愛そうとする、内なる国民から愛されるし、
    哀されてしまう、外なる国民にも愛されます。

 

    宇宙の模範となる、日本の愛国心とは、
    害国も認めてしまう、大和心と言えます。
    菩提心が蘇えると、弥勒の世に進みますが、
    大和心が甦らないと、選民の界に戻されます。

 


 

ナガト 愛国の政党を、応援するのは、どうですか?

 

マコト 愛国心を持って、政治の道を志ざして、
    愛国心に推されて、総理の座に就いても、
    害国が支配する、母国を思い知るだけです。
    人質に民を取られ、生贄の民を選ばされます。

 

    愛国心を以って、独立の道を志ざして、
    愛国心に押されて、統領の力を揮っても、
    石屋が統治する、世界を想い知るだけです。
    興国の道を選んで、亡国の道を択ばされます。

 

    日の国の例で、前者を覚るべきであり、
    露の国の例から、後者を悟るべきである。
    善を究めて、悪に極まる、天魔の仕組こそ、
    愛国を望んで、売国に臨む、政治の仕掛です。

 

    今回の立て替えは、三千世界の大改革。
    人間界に止まる、政治では解決しません。
    あたかも、覚者が、魔を越えていくように、
    各自が、菩薩になり、罠を解くしかないです。

 


 

ハリマ 日本は、いつまで、食い物にされますか?

 

マコト あたかも、人に格が存在するように、
    その集合体、国も格が存在しています。
    良い人格には、善い果報が巡って来るし、
    優れた国格には、良い果報が廻って来ます。

 

    戦後の日本は、他から奪うことなく、
    感謝される所か、逆恨みを受けながら、
    害国に与え続けて、格を研き上げました。
    その結果、ようやく、良き型が整いました。

 

    真の日本人は、他から奪うことなく、
    称賛される処か、嘲笑いを受けながら、
    害人に吸い尽され、格を磨き上げました。
    その結果、ようやく、古き魂が蘇りました。

 

    これからは、人に成り済ましながら、
    魔に憑かれて、人を食い物にした者は、
    日本から消えて、地球から消え去ります。
    相応しい世界まで、故郷に送り還されます。

 


 

ハリマ これから、上下が引っ繰り返るのですか?

 

マコト 未だ少ないですが、日本人の中から、
    大和魂が蘇った者が、現れて来ました。
    彼らは、社会の底辺で、耐え難きに耐え、
    その中で、感謝を忘れず、微笑んでいます。

 

    預言された、救世主にさえ甘えずに、
    身命を奉げて、決死の覚悟をした者達。
    彼ら菩薩の卵を、産み出した日本の国は、
    これからは、世界が羨む、祝福を受けます。

 

    危機一髪の所で、天祐が顕われたり、
    万事が塞翁が馬で、神助が現われます。
    明らかな日本贔屓に、害国は怒りますが、
    神の贔屓が、苛酷なことを、弁えてません。

 

    勿論ですが、神国の人の振りをした、
    害国の人々は、祝福には与かれません。
    隠された素性が、漏れなく明らかになり、
    頂点に居た人ほど、奈落まで転げ堕ちます。

 


 

タジマ 実際に、これから、携挙が起こるのですか?

 

マコト これから、地球は兜率天に変るため、
    地球上から、転げ落ちて逝かなければ、
    生きながらに、天に昇ることに為ります。

    既に、その魁が、弥勒の世を築いています。

 

    現在、上の者は、器の小さい者から、
    順に叩き落されて、素の顔を晒します。
    器が大きい者は、最後まで仮面を被って、
    無間の獄に堕ちる、奈落の天魔を演じます。

 

    一方、下の者は、器の小さい者から、
    順に引き上げられ、真の姿を現します。
    器が大きい者は、最終まで艱難を受けて、
    地獄の底を支える、地蔵の菩薩を演じます。

 

    最も高い者は、最も低い所に落ちて、
    最も低き者こそ、最も高き処に受かる。
    ここから、次々に、天に昇り始めますが、
    自らは、地に忍んで、器を広げることです。

 


 

ヒタチ 日本が潰されることに、心が痛みませんか?

 

マコト 太陽の末裔、釈迦族が滅ぼされたとき、
    悲しい事だが、これは自業自得であると、
    釈迦牟尼は、祖国の敵を怨みませんでした。
    その結果、仇にも自業の自得が移されました。

 

    太陽の系譜、大和族が滅ぼされるとき、
    哀しい事だが、これは雛型経綸であると、
    弥勒菩薩は、神国の敵を恨もうとしません。
    その結果、仇にまで神聖の法輪が広がります。

 

    時を同じく、日本国が滅ぼされるとき、
    やらせはせん、絶対にやらせはせんぞと、
    須佐之男は、太陽の系譜を守ろうとします。
    その結果、仇である太陰の系譜も護られます。

 

    即ち、月読の正体である、須佐之男が、
    天照の系譜を守り、月読の系譜まで護る。
    この神芝居が解けず、純粋に心が痛むなら、
    仁王立ちとなって、主と共に敵と戦う事です。

 


 

イワキ 為されるが儘、殺されるが侭、なのですか?

 

マコト 地球を守るために、人口を減らしたい。
    創造主の為とはいえ、罪なき者を殺せば、
    善い業を積むより、悪い業を積んでしまう。
    それは影の天使達も、重々に承知しています。

 

    そこで出来るだけ、自業自得に誘って、
    人であることを、辞めさせようとします。
    神を宿す、人を殺したら、罪は重いですが、
    神に逆らう、獣を戮しても、罪は軽いのです。

 

    今後、ますます、人を辞めさせようと、
    陰の支配者は、飴と鞭で人を狂わせます。
    語彙の数が減り、四つ足で歩くようになり、
    仮想空間に誘われ、畜生として屠殺されます。

 

    従って、飴にも負けず、鞭にも負けず、
    決して怒ることなく、静かに笑っている。
    何が起ころうとも、人らしく生きていれば、
    いずれ、闇の天使が、光の天使に変わります。

 


 

エチゴ 〇〇大陸の時代の人が、増えていませんか?

 

マコト 創造主の神が、人類の真価を試す際は、
    幽界の魔を使い、猿人に仮初の力を与え、
    人類の大切な物を、奪い尽くそうとします。
    猿人は起源を訴えて、我こそ人類と称します。

 

    人は黙って、猿人の横暴に耐えますが、
    限界が来ると、猿人を滅ぼして終います。
    その光景を見て、神化には及ばなかったと、
    神は甚く悲しまれ、人類を亡ぼして終います。

 

    これが、過去に何回も、繰り返された、
    大陸沈没、人類の滅亡の、型と言えます。
    現代も、多分に漏れず、幽界に舞わされた、
    猿人達が、起源を訴えて、限界に誘ってます。

 

    期限が有る偽物は、起源を訴えますが、
    期限など無い本物は、起源を訴えません。
    真人と触れ回わる、猿人に耐え忍びながら、
    今度こそ沈没しない、神人の型に成る事です。

 

コメントを残す

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。