物語編
第一章 第二二話 概念編
第一章 真実性
第二二回 主観 の裏に 客観
主観は、陽と陰を見て、片方を観ないこと
客観とは、陰と陽を見て、両方を認めること
その表しか見ないと、その意識は横から感じて
その裏まで見とめると、その意識は上から観じる
陽であり、陰でないと、片方を観ないほど
意味が偏り、意識が曇り、幻想に酔い始める
最終的に、陽にも囚われて、陰にも捕らわれて
どちらでも、悪く感じて、意識が意味に縛られる
陽であり、陰であると、両方を認めるほど
意味が直り、意識が晴れ、真実に醒め始める
終局的に、陽にも捕われず、陰にも囚らわれず
どちらでも、良く観じて、意味が意識に解かれる
すべては客観である、これは、主観である
この究極の主観も、裏を見ると、客観化する
すべては客観である、今度こそは、主観である
この究極の主観も、裏を見とめると、客観化する