物語編
第一章 第二五話 概念編
第一章 無限論
第二五回 無限 の裏に 有限
無限は、二元の分け方は、限りが無いこと
有限とは、一元の合せ方は、限りが有ること
無限は、時間軸に於いて、意識が見とめるもの
有限とは、空間軸に置いて、意味に見とめるもの
無限とは、実感が漏れて、時間が続くこと
たとえ、無限の空間を、捉えられたとしても
その瞬間、有限に収まり、無限を捕えられない
無限は、時間で感じられて、空間で観じられない
有限とは、実感が収まる、空間を作ること
たとえ、有限の時間を、捕えられたとしても
その途端、無限に続いて、有限を捉えられない
有限は、空間で観じられて、時間で感じられない
無限が生まれるとき、有限が埋まれている
無限なき有限もないし、有限なき無限もない
無限も「無限」と書けば、有限に過ぎなくなり
有限も「有限」を重ねれば、無限に広がっていく