第二章　　　　太極図
第一回　陽気　の裏に　陰気

陽は、陰が招じるとき、陽が生まれること
陰とは、陽が招じるとき、陰が生まれること
陽中陰は、陽が生まれると、陰が産まれること
陰中陽とは、陰が産まれると、陽が生まれること

提携律は、陰と陽は、同時に増減すること
陽の気が強められると、陰の気も強められる
陰の気が弱められるとき、陽の気も弱められる
つまり、陽気と陰気は、気を介して、一体である

拮抗律は、陰と陽は、交互に消長すること
陽の気が生れてくると、陰の気が埋れていき
陰の気が埋まれていくと、陽の気が生れてくる
つまり、陽気と陰気は、陰陽を解して、相である

循環律は、陰と陽は、相互に交換すること
陽の気が究められると、陰の気に極められる
陰の気が極められるとき、陽の気に究められる
つまり、陽気と陰気は、陰陽を解して、層である