物語編
第二章 第八話 概念編
第二章 欲擒姑縦
第八回 難 の裏に 易
難は、寡い道の中から、実を選び得ること
易とは、多い道の中から、実を択び得ること
難は、我が虚が多くなると、実に生り難いこと
易とは、我が虚が寡くなると、実に生り易いこと
他とは、思いのままに、我が選べないもの
他を攻めているとき、択べない道が多くなり
自らを責めてないとき、選べる道が少なくなる
他を攻めて、自らを責めないと、道が減ってくる
我とは、思いのまま、我が選んでいるもの
他を攻めないとき、択べない道が少なくなり
自らを責めていると、選べる道が広がってくる
自らを責めて、他を攻めないと、道が増えてくる
欲擒姑縦は、捕えるため、放しておくこと
敵を知るため、敵を攻めず、思うが儘にして
自らを知るため、我を守らず、為すが侭にする
つまり、敵を知り、己を知れば、百戦危うからず