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物語編

第二章 第十三話 概念編

第二章   無為自然
第十三回 法 の裏に 業

 

法は、陽が生まれると、陰が埋まれること
業とは、陽を産ませると、陰を膿ませること
法は、偏らない因果であり、自然の巡りである
業とは、偏らせる因果であり、自我の廻りである

 

無為は、我が為が無い、自然に委ねること
自然に委ねると、陽が生まれ、陰が埋まれて
自我に任せないと、陰が生まれ、陽が埋まれる
無為に徹すると、法を繰り返して、自然体になる

 

作為は、我が為を作る、自我に任せること
自我に任せると、陽を産んで、陽を倦ませて
自然に委ねないと、陰を産んで、陰を倦ませる
作為に徹すると、業が積み重なり、不自然になる

 

自然は、作為を撤して、無為に徹すること
不自然は、無為を撤して、作為に徹すること
無為自然は、無為に徹して、自然体になること
自然になろうと、作為を重ねれば、不自然になる

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