第三章　　　　善因善果
第十九回　善因　の裏に　善果

善因は、善を思い込み、善い因を作ること
善果とは、善を想い返し、善い果を得ること
善因は、善いと思い込んで、善に囚われること
善果とは、善いと想い返して、善に捕われること

我が欲に囚われると、善い因が積めていて
我が欲に捕われないと、善い因が積めてない
たとえ、傍から見て、善いことを行っていても
自らが捕われなければ、善因が積めることはない

善い果に囚われると、善い因が摘めていて
善い果に捕われないと、善い因が摘めてない
たとえ、傍から見て、善いことが起きていても
自らが囚われなければ、善因が摘めることはない

善因善果は、善く報いると、善く酬われる
欲を持ち、善を思い込み、善を想い返すこと
我に囚われ、善を想い込むと、善が積めていき
我に捕われて、善を思い返すと、善が摘めていく