物語編
第三章 第二三話 概念編
第三章 身口意
第二三回 身業 の裏に 心業
身業は、身に於いて、業を積み重ねること
心業とは、意に置いて、業を積み重ねること
身業は、外の縁が表れて、外の業を重ねること
心業とは、内の因が現れて、内の業を重ねること
自作は、自ら因を作って、業を重ねること
自ずから、善かれと思って、他を危めるとき
他から、自らを危められても、善いと囚われる
即ち、善と捉えるのは、自分であり、自作である
他作は、他が縁を作って、業が重なること
自ずから、善かれと思って、他を危めようと
他から、悪いと想われたなら、悪いと捕われる
即ち、悪と捕えるのは、他者であり、他作である
心業は、縁に依らず、善と悪が入れ替らず
身業とは、縁に拠って、悪と善が入れ代わる
身口意とは、体の動きと、言の動き、意の動き
最も重いのは、思いの積みで、条件で変わらない