物語編
第三章 第三八話 概念編
第三章 無色界
第三八回 無 の裏に 空
無は、二元を否定した、一元の世界のこと
空とは、二元を肯定した、一元の世界のこと
無は、色が消えた闇であり、陰も陽も否定する
空とは、色を越えた光であり、陽も陰も肯定する
虚無とは、色が消失した、暗黒の闇のこと
陽でもない、陰でもないと、陰陽を否定する
否定してきた、陰陽の分だけ、一元が深くなる
虚無の境地とは、無色界の底面、無の極地のこと
虚空とは、色を超越した、透明な光のこと
陰でもない、陽でもないと、陰陽を肯定する
肯定してきた、陰陽の分だけ、一元が広くなる
虚空の境地とは、無色界の頂点、空の極致のこと
欲界は、陰陽が変化する、二元の世であり
色界とは、陰陽を固定した、二元の界である
無色界とは、欲界と色界を越えた、一元のこと
どれだけ、欲と色を越えたかで、至る境地が違う