物語編
第三章 第四七話 概念編
第三章 残念無念
第四七回 残念 の裏に 無念
残念は、欲が適わず、念が残り続けること
無念とは、欲が叶わず、念を使い果たすこと
残念は、外から諦らめて、念が甦ることがあり
無念では、内から諦らめて、念が蘇ることがない
不満とは、実感が満ちず、執念が憑くこと
たとえ、失敗を知ろうとも、経験が無いなら
成功する、湧き上がる思いを、押さえ切れない
つまり、心から明らめずに、心から諦められない
円満とは、実感が満ちて、執念が尽くこと
たとえ、失敗に終わろうと、経験が有るなら
失敗して、悔い改める想いを、押さえ切れない
つまり、心から明らめると、心から諦らめられる
たとえ、無理矢理、外から諦らめさせても
内から明らめないものは、諦められないこと
心から充ち足りるとき、同じことはしなくなり
心から満ち足りないとき、同じことをしてしまう