物語編
第四章 第一話 概念編
第四章 自業自得
第一回 反射 の裏に 投射
投射は、前から後ろに、業を繰り返すこと
反射とは、他から自らに、業が跳ね返ること
投射は、昔に酬いたように、今にも報いられて
反射では、他に報いたように、我にも酬いられる
投射業は、時から刻に、繰り返す業のこと
例えば、AとBを比べて、Aを選んだ時には
我が縁で、AとBを較べて、Aを択び易くなる
つまり、Aに慣れて来るため、Aを選んでしまう
反射業は、所から処に、跳ね返る業のこと
例えば、Aと非Aを比べ、Aを選んだ時には
他の縁で、Aと非Aを較べ、非を択び易くなる
つまり、Aに飽きて来るまで、非Aが酬いられる
自業自得は、繰り返すほど、跳ね返される
投射が究められると、反射に極められること
投射の段は、条件を定めて、業が積み重ねられ
反射の階では、条件が変わり、業が打ち壊される