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物語編

第四章 第三四話 問答編

マサシ 法身(ホッシン)は、どういうものですか?

 

アキラ 法身は、法界で働く、体のことであり、
    梵語では、ダルマ・カーヤと、呼ばれる。
    意を以って、法を修める、光の身体であり、
    情報を持って、空を表わす、仏性の身である。

 

マサシ 報身(ホウシン)は、どういうものですか?

 

アキラ 報身は、色界で働く、体のことであり、
    梵語では、サンボーガ・カーヤ、である。
    口を以って、徳を修める、型の身体であり、
    波動を持って、音を表わす、映像の身である。

 

マサシ 応身(オウジン)は、どういうものですか?

 

アキラ 応身は、欲界で働く、体のことであり、
    梵語では、ニルマーナ・カーヤ、である。
    身を以って、欲を修める、物の身体であり、
    物質を持って、熱を表わす、体験の身である。

 


 

エド  有り難いことに、都会に住みながらも、
    567と関らない、生活を送れています。

 

マコト 567は、弥勒の世に導く使いのこと。
    自ら進んで、菩薩の道を歩む者たちには、
    支えにこそ成っても、障りには為りません。
    日々、真理を修め、弥勒の型に成って下さい。

 

エド  このまま、外に流されず、進めば良いですか?

 

マコト これから、善きにつけ、悪しきにつけ、
    次から次に、人類の業が、噴き出します。
    決して、それらに、巻き込まれることなく、
    内なる神に臨み、感謝だけ奉げれば良いです。

 

    人類を弥勒に導く、この進化の秘法を、
    567は無言で説き、真理は有言で解く。
    根拠が欲しいなら、真理を修めるべきです。
    理由が要らないなら、現実を治めるべきです。

 


 

アライ どうして、567が、弥勒の遣いなのですか?

 

マコト 弥勒の世は、神により生かされている、
    ただただ、それだけで、有り難いことを、
    悟った者が、辿り着ける、正法の時代です。
    自我を越えて、自然を愛す、菩薩が集います。

 

    存分に、息が吸えるだけで、有り難い。
    独りでも、落ち着けるだけで、有り難い。
    確かに、問答無用で、人類を苦しめますが、
    567は、弥勒の世に、導こうとしています。

 

アライ 567を、拒否すると、どうなりますか?

 

マコト 弥勒の世は、神とは、善悪を越える徳、
    ただただ、それだけで、有り難いことを、
    悟った者が、辿り着ける、正法の時代です。
    善を譲り、悪を抱き参らす、菩薩が集います。

 

    もし、分別に訴えて、悪を憎むならば、
    次には、問答を越える、悪に襲われます。
    それでも、抱き参らせず、憎み続けるなら、
    自分自身が、悪として、進化から除かれます。

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