clear
clear
物語編

第四章 第四六話 概念編

第四章    四天王天
第四六回 秘密 の裏に 金剛

 

帝釈の眷属とは、護法の型を司る者であり
インドラに仕える、地天の神々の類魂のこと
人の世に産まれると、秘密の教えを守っていき
天人の界に生まれると、金剛の訓えを護っていく

 

秘密は、法を危める者から、法を隠すこと
我が為に、法を明かすと、我が法が奪われて
自我の為に、法を秘めると、我が法が守られる
秘密の戒めは、法を守り易い、人の世を造り出す

 

金剛は、心を危める者にも、法を証すこと
我の為に、法を秘めると、我が心が保たれて
真我の為に、法を明かすと、我が心が試される
金剛の勧めは、心を鍛え易い、人の世を作り出す

 

第一天界とは、天地の境を司る天界であり
秘密が究められると、金剛に極められること
秘密の段は、我が為に、法を隠して心を保って
金剛の階では、仏の為に、法を証して心を鍛える

コメントを残す

入力エリアすべてが必須項目です。メールアドレスが公開されることはありません。