物語編
第五章 第一話 概念編
第五章 神の信仰
第一回 信仰 の裏に 真仰
信仰は、我を覚えながら、神を信じること
真仰とは、我を忘れながら、神を信じること
信仰の段は、神を信じている、我を信じていて
真仰の階では、神を信じている、我を捨てている
信仰は、悪い神を信じず、善い神を信じる
その善悪を解するのは、我が業に他ならない
言うなれば、神を裁いている、我を信じている
最終的に、何を信じていようと、我に塗れていく
真仰は、善い神も信じて、悪い神も信じる
我を忘れるためには、何を信じても構わない
言うなれば、神を裁いている、我を忘れている
結果的に、何を信じていようと、神を覚えていく
真の信仰は、我を忘れて、神を覚えること
信仰が究められると、真仰に極められること
信仰の段は、我が業を解して、神を信じていき
真仰の階では、神の業を介して、我を忘れていく