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物語編

第五章 第八話 概念編

第五章   知恵の実
第八回 天使 の裏に 人類

 

天使は、善悪を知らない、天上の魂のこと
人類とは、善悪に囚われる、地上の魂のこと
天使は、神が基底にあり、罪を積み重ねないが
人類には、欲が根底にあり、罪を積み重ねていく

 

天使は、知恵の実を守る、分別が無いもの
神の業は、深遠であり、善悪が定かではない
天使は、善悪に捕われず、神の業に仕えるため
我が業を、積まない限りは、歓喜の園を愉しめる

 

人類は、知恵の実を食す、分別が有るもの
人の業は、浅薄であり、善悪が明らかである
人類は、善悪に囚われて、我が業に支えるため
我が業が、詰まない限りは、労苦の地を楽しめる

 

知恵の実は、エデンが秘める、知恵の結実
天使が究められると、人類に極められること
天使の段は、天に暮らすため、知を免れていて
人類の階では、地に暮らすため、知を磨いている

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