物語編
第五章 第十三話 物語編
第五章 失楽 と 復楽
第十三話 生命が滅びる と 生命が蘇える
〔以上が、旧い契約となる、前章の解説であり、
以下は、新たなる契約となる、今生の使命である。
「神が授けたもの」、ヨハネよ、汝の命を良く聞け。〕
〔現在、人類は、双魚宮を迎えようとしている。
我々が魚座の型となると、魚座の時代が形となる。
我らが天命を示さずに、彼らは運命を越えられない。〕
〔人類に、魚座の範として、愛の教えを広める。
しかし、我々に許されたのは、二年の時しかない。
二千年を、二年に凝縮して、魚座の型を創り上げる。〕
〔つまり、広大な仏法から、愛のみ説き明かす。
密なる法は、分別は説かない、要諦のみ解かれる。
汝の敵を愛せ、この一点に絞り、人々に知らしめる。〕
〔無色界を隠して、代わりに、創造主を掲げる。
私は、梵天の王に帰依して、慈愛の法を流布する。
相対性が消えて、絶対神が現れて、求心力に変わる。〕
〔跳ね返る力で、引き上げる、危ういと思うか。
全てを解して来たものには、歪んで見えるだろう。
しかし、今は、ただ、これを、神の力と信じなさい。〕