物語編
第五章 第二十話 概念編
第五章 三位一体
第二十回 無形 の裏に 有形
無形は、形状が無い、実体の無い神のこと
有形とは、形状が有る、実体の有る神のこと
三位一体は、三つの神が、一つの神であること
実体が有る神に導かれ、実体の無い神に誘われる
父なる神は、山登りに例えた、山頂のこと
子なる神なき、父なる神は、道標のない山巓
霊なる神のない、父なる神は、風景のない山嶺
臨めない、望めない頂には、誰も登ろうとしない
子なる神は、山登りに例えた、山道のこと
父なる神なき、子なる神は、頂上のない山路
霊なる神のない、子なる神は、風景のない山途
終えない、追えない道には、誰も進もうとしない
霊なる神は、山登りに例えた、山景のこと
父なる神なき、霊なる神は、頂上のない山色
子なる神のない、霊なる神は、道標のない山容
詰まらない、勧めない絵を、誰も喜ぼうとしない