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物語編

第五章 第二一話 概念編

第五章     守護霊
第二一回 加護 の裏に 憑依

 

加護は、霊に守られ、実感に護られること
憑依とは、霊に憑かれ、実感に囚われること
加護は、実感を捉えても、実感に捕らないこと
憑依では、実感を捕えずに、実感に囚われること

 

精霊は、精を蓄えて、力を宿した霊のこと
目の前に、表れた霊を、我が人格と捉えると
精の気が蓄えられて、我が身に力が宿り始める
即ち、内に霊を捉えて、外なる霊に捕らわれない

 

亡霊は、精を漏らし、力を亡した霊のこと
目の前に、表れた霊を、他の人格と捉えると
精の気が漏れていき、我が身の力が抜け始める
即ち、外の霊に捕われ、内なる霊を捉えられない

 

守護霊とは、我を守り、神に導く霊のこと
高次元の自分であり、未来の自身の姿である
霊に従い精を蓄えると、上位の高級霊に変わり
霊に甘えて気が漏れると、下位の低級霊に代わる

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