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物語編

第五章 第二四話 概念編

第五章    偶像崇拝
第二四回 偶像 の裏に 神像

 

偶像は、我が心の外に、神が象られること
神像とは、我が心の内に、神が模られること
偶像は、外の敵に壊される、仮の神の姿であり
神像とは、外の仇に毀されず、真の神の姿である

 

偶像崇拝とは、心の外に、神を認めること
我と神は異なり、我が外に、神が居るとする
たとえ、我が心の中に、神の姿を見たとしても
その神を、自分でないと見れば、偶像崇拝である

 

神像崇拝とは、心の内に、神を認めること
我と神は等しく、我が中に、神が居るとする
たとえ、我が心の外に、神の姿を見たとしても
その神を、自身であると見れば、神像崇拝である

 

偶像破壊は、我が外に、神を求められない
偶像が究められると、神像に極められること
偶像の段は、あるものだけに、神を捕えていて
神像の階では、あらゆるものに、神を捉えている

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