物語編
第五章 第二九話 概念編
第五章 律法の完成
第二九回 律法 の裏に 福音
律法は、善き報いを解く、法の教えのこと
福音とは、善き報せが届く、愛の教えのこと
律法は、我が業に溺れる、神の報いを学ぶこと
福音とは、我が罪を越える、神の報せが届くこと
畢竟、福音なき律法では、堕天に甘んじる
律法は、法を修めると、人が神に近づくこと
もし、福音が届かないと、神が人に近づけない
いずれ、人々は神を恨んで、自力に酔ってしまう
必竟、律法なき福音では、堕落に甘んじる
福音は、愛を広めると、神が人に近づくこと
もし、律法を修めないと、人が神に近づかない
いずれ、人々は神に甘えて、他力に頼ってしまう
律法の完成とは、神の契約を果し切ること
契約が変わるとき、内容の遂行も確められる
律法を修めていると、福音が救いに捉えられて
律法を収めていないと、福音が報いに捕えられる