物語編
第五章 第三九話 概念編
第五章 ダビデ
第三九回 自助 の裏に 神助
自助は、自ら助けて、罪を積み重ねること
神助とは、神が援けて、罪を悔い改めること
自助は、我が意を持って、罪を負うことであり
神助とは、神の意を以って、罪を許すことである
畢竟、自助なき神助は、エデンの園である
たとえ、神が援けようと、自らが助けないと
何も、有り難がることなく、最初の過ちを侵す
つまり、自助が無ければ、神の救いに気づけない
必竟、神助なき自助は、バベルの塔である
たとえ、人が助けようと、神が援けなければ
何も、悔い改めることなく、何度も過ちを犯す
つまり、神助が無ければ、我が過ちに気づけない
ダビデは、古代イスラエル、その王のこと
羊飼いから、国王となり、王が罪人になった
羊飼いの時に、王に仕えて、神の業を築いたが
自らが王となり、我に支えて、我が罪に気づいた