物語編
第五章 第四九話 概念編
第五章 無限光
第四九回 在家 の裏に 出家
在家は、二元の世界に、人の家に帰ること
出家とは、一元の世界に、神の家に還ること
在家の時に、どれだけ、神の仕組に組したかが
出家した時に、どれほど、神の栄光に浴せるのか
アインは、二元を否定し、一元に還ること
虚無という、絶望感に浸る、無の世界のこと
一切は皆苦と、見とめるとき、無の境地に至る
アインとは、否定すること、すなわち、無のこと
ソフとは、二元を固定し、一元に還ること
自我という、限界点に陥る、限の世界のこと
一切は皆空と、見とめるとき、無限の地に至る
アイン・ソフは、すなわち、限界を否定した無限
アウルは、二元を肯定し、一元に還ること
虚空という、可能性を持つ、光の世界のこと
一切は皆楽と、見とめるとき、無限光に達する
アイン・ソフ・アウルは、無限を肯定した無限光