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物語編

第五章 第五十話 概念編

第五章     ユダ
第五十回 仕組 の裏に 仕掛

 

仕組は、神に仕えて、神に近づく形のこと
仕掛とは、我に支えて、我に近づく形のこと
仕組は、神に仕えるほど、人を導くことであり
仕掛とは、我に支えるほど、神に躓くことである

 

導きとは、神に仕えて、神の道を進むこと
我を忘れて、神に従うと、道を進む型となる
彼が進むよう、他も勧めて、聖なる流れとなる
神の道が直って、誰もが辿る、仕組みが生まれる

 

躓きとは、我に支えて、神の道を退くこと
神を忘れて、我に従うと、道を外す型となる
彼が転ぶよう、他も倒れて、邪なる流れとなる
神の道が歪んで、誰もが転ぶ、仕掛けが埋まれる

 

ユダとは、選民の型、ユダヤの象徴のこと
人が彼を裁いたように、業は人を裁いていく
神の子を売った者と見ると、仕掛に支えていき
神の御心に従った者と見ると、仕組を使っていく

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