第五章 第四五話 問答編
マサシ アダム・ヴァイスハウプトとは?
アキラ 彼は、インゴルシュタット大法学教授。
秘密結社イルミナティの、創設者であり、
その目的は、世界統一政府を創り出すこと。
それに向けた行動綱領は、以下の通りである。
第一に、あらゆる既成の政府を廃絶すること。
第二に、あらゆる私有の財産を撤廃すること。
第三に、あらゆる民族の意識を根絶すること。
第四に、あらゆる家族の制度を廃止すること。
第五に、あらゆる宗教や迷信を廃棄すること。
マサシ 新世界秩序は、どういうものですか?
アキラ 新世界秩序とは、世界統一政府により、
地球レベルにおいて、政治や経済や金融、
個人レベルにおいては、思想や行動や生活、
これらを統制できる、管理社会を目指すもの。
マサシ 世界革命行動計画とは、どういうものですか?
アキラ 初代ロスチャイルドであるマイヤーが、
1744年、フランクフルト秘密会議で、
実力者に説き明かした、行動計画書のこと。
25条あり、要約すれば、以下の通りである。
第1条、民衆の支配には、暴力が最善である。
第2条、民衆に自由を説いて、不自由にせよ。
第3条、自由の概念で、階級闘争を引き起せ。
第4条、目的達成のために、手段を選ばない。
第5条、既存の秩序を破壊して、再構築せよ。
第6条、時が来るまで、富の力は隠し続けよ。
第7条、群衆心理を掴んで、大衆を操作せよ。
第8条、酒や麻薬を用い、若者を堕落させよ。
第9条、あらゆる手段で、不動産を没収せよ。
10条、自由と平等と博愛を、大衆に訴えよ。
11条、戦争を起して、負債を抱え込ませよ。
12条、我々の駒となる、議員を選出させよ。
13条、メディアを支配し、大衆を操作せよ。
14条、悲劇を演出して、救世主を望ませよ。
15条、不況や飢饉を用い、大衆を支配せよ。
16条、メイソンに潜入し、彼らを利用せよ。
17条、代理人は大衆受けする公約を掲げよ。
18条、恐怖支配は、安価な大衆支配である。
19条、戦争後の秘密外交こそ、重要である。
20条、莫大な富の独占と蓄積が必要である。
21条、重税と不当競争で経済を破綻させよ。
22条、殺し合いを促す、武器を普及させよ。
23条、世界統一政府は、我々から選出する。
24条、あらゆる階級に、代理人は侵入せよ。
25条、国際法を利用して、文明を破壊せよ。
ヤマガ この地が司る、使命は、どういうものですか?
マコト 弥勒の世の型となる、菩薩を導くこと。
従来通りの、人間を止めて頂くことです。
外の世界では、悪い意味で病めて逝くので、
内なる世界では、良い意味で辞めて頂きます。
ヤマガ 今迄のような、人類は、居なくなるのですか?
マコト 長い間、人類の肢に、嵌められていた、
あらゆる、重圧の鎖が、取り外されます。
どの方向に、飛んで行くかは、個々の選択。
本性が暴かれ、相応の世に、別れて行きます。