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物語編

第五章 第五十話 問答編

マサシ この地球上に、イエスが降誕されたときに、
    神の御心は、具体的にどういうものでしたか?

 

アキラ 魚座の時代を切り開く、救世主として、
    イエスは、屠られた子羊の天命を負った。
    具体的には、魚座の博愛の象徴となるため、
    自らを危める敵を許し、十字架に掛けられた。

 

    

 

マサシ イエスは、どのように祈りましたか?

 

アキラ イエスは、十字架を逃がれたかったが、
    神の計画は、十字架に掛かることだった。
    我が願いではなく、神の御心が適うように、
    我を捧げ出して、神の意に従うことを祈った。

 

        

 

マサシ ペテロの裏切りは、どういうものですか?

 

アキラ 神の子が、十字架に掛かる必要はない。
    ペテロは、イエスを敵から守ろうとした。
    神の御心に背こうとする、ペトロに対して、
    イエスは、「サタンよ、立ち去れ」と戒めた。

 

    

 

マサシ ユダの裏切りとは、どういうものですか?

 

アキラ 神の子が、十字架に掛かる必要がある。
    ユダは、イエスを敵方に渡そうとしたが、
    神の御心を適えようとする、ユダに対して、
    イエスは、「行うべきことを行え」と勧めた。

 

    

 

マサシ ペテロの否認とは、どういうものですか?

 

アキラ イエスが捕縛される、直前の夜のこと。
    イエスは、このように、ペトロに告げた。
    「今夜、二度、鶏が鳴くまでに、ペトロよ、
    あなたは、三度、私を知らないと言うだろう」

 

    ペテロは、そんな筈はないと言ったが、
    イエスと共に居たことを、詰め寄られて、
    「彼など知らない」と、否定してしまった。
    そして、三度、イエスを否定し、鶏が鳴いた。

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