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物語編

第六章 第十七話 問答編

    

 

マサシ チャクラとは、どういうものですか?

 

アキラ チャクラは、エネルギーの中枢であり、
    その意味とは、「車輪」を表わしている。
    主なチャクラは、スシュムナー管上にあり、
    会陰から頭頂まで、合計七つが存在している。

 

    第七には、頭頂にあり、サハスラーラである。
    第六には、眉間にあり、アージュニャである。
    第五には、咽喉にあり、ヴィシュッダである。
    第四には、心臓にあり、アナハタと呼ばれる。
    第三には、腹部にあり、マニプーラとされる。
    第二には、仙骨にあり、スヴァディスターナ。
    第一には、会陰にあり、ムーラダーラである。

 


 

ツクミ 666の罠とは、どういうものですか?

 

マコト 自分らしさが、お金に成る、この時代、
    人々が、何を選ぶのか、試されています。
    自分らしさとして、性を売るものも居れば、
    命や食を弄ぶ者、霊や神を騙るものも居ます。

 

    類は友を呼んで、同じ業を抱える者は、
    同じ業を紡ぐ者に、悉く惹き付けられて、
    現在、速やかに、移住先が決定しています。
    つまり、自我が望むから、666が与えます。

 

ツクミ 類が友を呼ぶことが、裁きなのですか?

 

マコト 悪人だけ集まれば、地獄と呼ばれるし、
    善人だけが集まれば、天国と呼ばれます。
    類が友を呼ぶ事は、あなたが考える以上に、
    自然なる流れであり、至高たる裁きなのです。

 


 

アチ  目を開いていても、眼を閉じていても、
    得も言われぬ、美しい光が見えて来ます。
    こうしたことは、以前は在りませんでした。

 

マコト 真理を修めて、御魂が磨かれて来ると、
    心魂相応の、高い次元に繋がり始めます。
    すなわち、外なる世の観じ方が変わるとき、
    時を同じく、内なる界の感じ方も換わります。

 

    見えても、見とれては、躓くだけです。
    見とれると、隙が生じて、魔を招じます。
    決して、内なる神から、外れないためにも、
    外の神は、感謝だけして、看過することです。

 

アチ  進歩の証と捉えない方が、良いのですか?

 

マコト 多くの存在が、地球上を見ていますが、
    人類の中で、次元の壁を突破した者には、
    彼らなり、善意を以って、干渉して来ます。
    そこで、その誘惑に乗ると、進歩は止ります。

 

    高次元の存在ほど、それを弁えるため、
    人類に干渉せず、静かに見守るだけです。
    低次元の存在ほど、自らの欲に忠実であり、
    善の姿を魅せて、人類を誘導しようとします。

 

    つまり、その存在が、高次か低次かの、
    審神者の必要など、そもそも在りません。
    善だろうが、悪だろうが、徳を以って報い、
    すべてに、感謝し過ぎれば、進歩が続きます。

 


 

イサ  眠りに落ちる時に、眉間や頭頂が輝きます。

 

マコト 真理を修めて、見解が正しくなるほど、
    御魂が浄化され、高い次元に繋がります。
    心魂相応の身体に、自ずから変化するので、
    為されるがまま、有り難く受け容れましょう。

 

イサ  肉体的な行法は、全く必要ありませんか?

 

マコト 体主霊従の時代は、行法が必要でした。
    しかし、時代は、霊主体従に変わります。
    今からは、心を修めて、体を治めなければ、
    百害が有り、一利も無い、魔境に嵌まります。

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