物語編
第六章 第二三話 概念編
第六章 天人界
第二三回 欲 の裏に 慢
良くは、欲を究める、天人に至る心のこと
解くとは、欲を越える、天人を去る心のこと
良くは、望みたいという、臨まない思いであり
解くとは、臨みたいという、望まない想いである
良くとは、欲を善と見る、欲の味著のこと
善と見ると、業が積まれて、欲が生まれるが
善と観ないと、業が重ならず、欲が起こらない
眉間の業の輪は、欲を善と見て、良く回り始める
飽くとは、欲を悪と見る、欲の過患のこと
悪と見ると、業が摘まれて、欲が消されるが
悪と観ないと、業が除かれず、欲が滅されない
眉間の業の輪は、欲を悪と見て、漸く通り過ぎる
天人界とは、欲を司る、眉間の車輪のこと
眉間のチャクラは、欲の善と悪で回り始める
欲の車に捕われると、天人の門が開かれて行き
欲の輪に囚われないと、天人の門が閉されて来る