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物語編

第六章 第三五話 概念編

第六章    占星の瑜伽
第三五回 吉兆 の裏に 凶兆

 

吉兆は、三角を描き、星と星が和すること
凶兆とは、四角を描き、星と星が刻すること
星と我が刻せば、たとえ、吉兆でも凶兆となり
我と星が和すれば、たとえ、凶兆でも吉兆となる

 

呪いは、星を説いて、カルマに溺れること
もし、吉兆に囚われて、凶兆に捕らわれると
次第に、吉と凶の実感を、星が選ぶようになる
最終的に、宿命論者となり、自らの宿命を悲しむ

 

占いは、星を解いて、カルマを越えること
もし、吉兆は捉えても、凶兆は捕らえないと
次第に、吉と凶の実感を、自ら択ぶようになる
終局的に、自由論者となり、自らの運命を楽しむ

 

占星の瑜伽とは、ジョーティッシュのこと
星を読み取り、カルマを越えるダルマのこと
もし、星を説くだけで、星を解くことがないと
たとえ、ダルマだろうと、カルマになってしまう

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