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物語編

第一章 第四話 概念編

第一章    固定性
第四回 肯定 の裏に 否定

 

肯定は、陽を捉えて、陽であると見ること
否定とは、陽を捕えて、陽でないと見ること
肯定は、陽から陰を見て、陰であると見ること
否定とは、陽から陰を見て、陰でないと見ること

 

陽であると、肯定的に、表の世界で捉えて
陽ではないと、否定的に、裏の世界で捕える
陽であると、陽ではないは、同時に捉えられる
即ち、陽であると、陰であるは、同時に強くなる

 

陽でないと、否定的に、表の世界で捕えて
陽ではあると、肯定的に、裏の世界で捉える
陽でないと、陽ではあるは、同時に捕えられる
即ち、陰であると、陽であるは、同時に強くなる

 

たとえ、肯定しようとも、否定しようとも
表の意味が増大すれば、裏の意味も増大する
陽であると捉えると、陰であるように捕われて
陰であると捕らえると、陽であるように囚われる

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