物語編
第六章 第五六話 概念編
第六章 光を持す者
第五六回 迷妄 の裏に 覚醒
迷妄は、目が曇って、心が眠っていること
覚醒とは、目が覚めて、心が起きていること
たとえ、起きていようと、曇っている事もあり
それゆえ、眠っていようと、覚めている事もある
目が曇っている人が、この世界を眺めると
覚めた人を見ても、酔っているように見える
自らが、必死になり、生命を生きているように
誰しもが、夢中になり、生きているように見える
目が覚めている者が、この世界を眺めると
曇った人を見ても、醒めているように見える
自らが、必至になり、天命を演じているように
誰しもが、夢中になり、演じているように見える
イルミナティは、光を持つ覚めし者のこと
自業自得に徹して、人類に試練を与え続ける
眠れる人から見ると、彼らは悪の支配者であり
覚めた人々から見ると、彼らは神の代理人である