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物語編

第六章 第六二話 物語編

第六章    大本   と   日本
第六二話 カルマのもと と ダルマのもと

 

二千の前に、メシアの告げた、カミのイシを、
二千の間に、イシヤの積んだ、ヒトのイシに乗せ、
二千の後、ミタマが、ミロクの世を、お作りになる。

 

イシヤたち、メシアのため、神の社を建てる。
世の人は、その高さに目が眩み、人の世は闇の夜。
メシイの日の本、こぞって、メシアを岩の戸に隠す。

 

そろそろ、ミタマが、十字架に付けられる頃。
いよいよ、二千年の時のメグリか、と、あいなる。
メクラの世の本、こぞって、ミタマを笑い者と為す。

 

憐れみのヒトのメ、には、哀れみのシトのメ。
イシヤのからくりを解くため、ミワザのオオモト。
ヒトノコが、ミロクの先に現れ、メグリの法を説く。

 

オオモトが、生まれ落ちるは、ヒノモトの国。
ヒノモトが、オオモトにしたこと、すべてメグリ、
オオモトが囚われた、その間、ヒノモトも囚われる。

 

カミノコが、生まれ落ちるは、ヒトノコの次。
ヒトノコが、オオモトでしたこと、すべてメグリ、
ヒトノコが問われた、その罪、カミノコも問われる。

 

哀れみのシトのメ、という、憐れみのカミのメ。
知恵ある者は解きなされ、メシアとイシヤのヒミツ。

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