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物語編

第六章 第六四話 問答編

マサシ 人事(イシヤ)は、どういうものですか?

 

アキラ 人事は、ワレヨシで、積み重ねること。
    英語では、メイソンと、呼んでいるもの。
    イシヤの仕組みとは、利己の仕組みであり、
    この世界の九分九厘を、イシヤは治めている。

 

マサシ 神事(メシア)とは、どういうものですか?

 

アキラ 神事は、ミナヨシで、積み重ねること。
    英語では、メサイアと、呼んでいるもの。
    メシアの仕組みとは、利他の仕組みであり、
    この世界の一厘だけを、メシアは導いている。

 

マサシ 一厘の仕組(イチリンのシクミ)とは?

 

アキラ 一厘の仕組は、人類が修めるべき難問。
    我良しの考えが、九分九厘を治めていて、
    皆良しの考え方が、一厘だけを治めている。
    前者を憎む限り、後者は、一厘のままである。

 


 

ミノ  どうして、666を祭っているのですか?
    567だけ祀れば、良いのではないですか?

 

マコト 一厘である、567を祭ったとしても、
    九分九厘たる、666を祀らないならば、
    一厘に止まって、足して十には成りません。
    悪を抱き参らせて、十分の仕組に変わります。

 

    666を嫌えば、唯の一厘に過ぎない、
    666に捕まれば、九分九厘に過ぎない。
    認めて囚われないと、初めて十分に変わる。
    666は自我ですから、認めた上で縋らない。

 

ミノ  世の人は、666を忌み嫌っていますが、
    その正体は、自我であり、自分なのですか?

 

マコト 彼らが、あなたに遣っていることとは、
    あなたが、他の命に遣っていることです。
    決して、あなたは特別な命では在りません。
    それを認めないと、666に取り憑かれます。

 


 

タジミ 生き抜くための、努力は必要でしょうか?

 

マコト 尊い命を全うする、努力は必要ですが、
    「蜘蛛の糸」の話を、噛み締めて下さい。
    地獄の底に在って、最善の糸を人々に譲る。
    それが、暗黒の出口であり、弥勒の入口です。

 

    現在、天に向う者と、地に向かう者に、
    逆らい難い勢いで、割り振られてますが、
    天人さえ気づかない、巧妙な罠が潜みます。
    智慧と慈悲を研き、神の意図を解いて下さい。

 

タジミ 社会の底辺に居ても、良いのでしょうか?

 

マコト 地獄の底に在って、世界を称え上げる。
    感謝と笑みを忘れない、それが菩薩です。
    本気で、菩薩を志すなら、底辺に居るはず。
    あなたが、底辺に居るなら、出口は近いです。

 


 

ヨシダ 〇〇を食べれば、567にならないのですか?

 

マコト 567の仕組は、全てを引っ繰り返し、
    666が誘う魂を、悔い改めさせること。
    どんな食を選ぼうと、369に改めないと、
    次々に567が現れて、足の元を掬われます。

 

    つまり、369の世に向かって行けば、
    自ずから、369の食が近づいて来るし、
    反対に、食を選んで、近づいた気で居れば、
    新しい567が現われ、先に遠ざけて来ます。

 

ヨシダ 〇〇を食せ、という神示は、嘘なのですか?

 

マコト 不安に包まれて、真理を直視できない、
    仕込みが足りない、人に正しいものです。
    九分九厘まで仕組む、イシヤの仕組みとは、
    残り一厘にまで整える、土台たる仕込みです。

 

ヨシダ 567にさせる、〇〇ウイルスにせよ、
    567にさせない、〇〇を食べよにせよ、
    どちらも、369に向わせる、仕組ですか?

 

マコト 666も、567も、369の相です。
    それを認めず、善と悪に分けている限り、
    十分には整わず、369を迎えられません。
    666と567の、天の戦いを演じ続けます。

 

ヨシダ すべては、十分に整える、間なのですか?

 

マコト 666は誤まりで、567は正しいと、
    魔を求める限り、準備は整っていません。
    もう、十分だから、真理を教えて欲しいと、
    諦めた人が、真理を修めて、弥勒に成ります。

 


 

ムサシ 何故、日本に、害人が溢れていくのですか?

 

マコト 現在、鬼気迫る救世主の尽力によって、
    日本は、焼野原になる道を免れています。
    もし、現在の日本に、救世主が居なければ、
    日本は、地獄の業火で、焼き尽されています。

 

    一方で、主の愛情に満ちた救いにより、
    日本人は、悟りに至る道を外れています。
    神示通りに、日本人が、痛い目に遭ったら、
    日本人は、目を覚まして、立ち上ってました。

 

    つまり、救いにしても、悟りにしても、
    一長一短、好い面もあり、嫌な面もある。
    害国による、直接の占領は、免れましたが、
    害国人による、間接の支配は、越えてません。

 

    最終的には、真の日本人が目を覚まし、
    この地球から、害なる人は消え失せます。
    救いの主が、軟着陸を試みる係であるなら、
    悟りの神社は、着地点で迎える係になります。

 


 

イワミ 救世主に、苦言すると、何の業になりますか?

 

マコト 他に報いたことは、我に酬われますが、
    特に主のように、我の無い者に為すなら、
    そっくりそのまま、歪み無き形で返ります。
    為す側に我が有れば、幾重にも脹れ上ります。

 

    具体的には、五十六億七千万年の後に、
    救世主として、救いを説く型で顕れると、
    時を同じくして、悟りを解く方が現われて、
    この型こそが、天の魔であると訴えられます。

 

    目の前に、苦しんでいる子が居るから、
    是が非でも、救わせて欲しいと頼んでも、
    匹婦の情けで、真理を歪めるなと責められ、
    だからこそ、万年菩薩なのだと咎められます。

 

    確かに、その通りだと苦笑いしながら、
    わたしが、救いの教えを説いているから、
    君だけでも、悟りの訓えを解いたらいいと、
    懐かしく、主を思い出して、酬いを受けます。

 


 

ハリマ 何故に、良い子の真理と、貶めるのですか?
    救世主の、勧善懲悪の法は、心が歓喜します。

 

マコト わたしも、主の教えを、読んでいると、
    魂が打ち震えて、歓喜が湧き上がります。
    裏に隠されている、神を介したからであり、
    表に現れている、理を解したからでないです。

 

    即ち、天魔を演じる、主の器になると、
    何を説いていても、魂を酔わせてきます。
    実際に、貴方が、矛盾した言行に気づかず、
    主を、信じるのは、主に魅せられたからです。

 

    貴方も、天国に救われ、天使に成って、
    主の為に働き始めて、数億年ほど経てば、
    徐々に、借りが消えて、縛りが解けてきて、
    天国とは、天獄だったと、天使長を罵ります。

 

    一向に、姿を見せない、主に代わって、
    予め、こちらの法で、代弁しておきます。
    良い子を救うには、勧善懲悪しかなかった。
    神の方便を攻めずに、我が無智を責めなさい。

 


 

ノト  何故、悪魔崇拝者が、我々の先輩なのですか?

 

マコト 善だけの、天の国に、救って上げよう。
    楽しかない、神の界に、救って貰いたい。
    主の偏る愛と、人の幼い欲が、引き合って、
    人類は、天魔と契約して、天人に進化します。

 

    初めこそ、楽しかないと、喜びますが、
    徐々に、神が居ないことに、気づきます。
    これまで、神様の命と信じて、果した命は、
    神の代理人、天魔の命だったと、気づきます。

 

    神が居ないなら、我々も天魔に倣って、
    神の代理人として、欲界を支配しようと、
    幽界に留まって、統一の計画を預けるもの。
    それが、人類に宗教を説く、天魔の眷属です。

 

    神が居ないなら、我々は天魔を信じて、
    魔の代理人として、人界を支配しようと、
    人界に生まれて、預言の実行に与かるもの。
    それが、人類に科学を解く、天魔の結社です。

 


 

ミノ  では、どうして、救世主を、勧めるのですか?

 

マコト 外の神を望んで、内の神に臨まないと、
    判定は失格であり、再び試験を受けます。
    不合格の中でも、外なる神に何を選んだか、
    その選択によって、次回の試験が変わります。

 

    天魔の子分である、悪魔を択んだ場合、
    地獄に誘われて、獄囚に生まれ変ります。
    責苦を受け続けて、借りが少なく為ったら、
    人間界の麓に産まれ、主を信じて改心します。

 

    悪魔の親分である、天魔を選んだ場合、
    天獄に導かれて、天使に生まれ変ります。
    主命を果し続けて、借りが少なく為ったら、
    人間界の頂に産まれ、主に背かれ回心します。

 

    外に神を望んだ、罪は変わりませんが、
    次なる試験に続く、道は換わってきます。
    地獄で苛まれるより、天獄で悩めることで、
    知恵を磨いて欲しいが、試験監督の見解です。

 

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