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物語編

第一章 第七話 概念編

第一章    親和性
第七回 矛盾 の裏に 補完

 

相克は、克するように、陽と陰を見ること
相生とは、和するように、陰と陽を見ること
相克は、陽を捉らえながら、陰を捕らえること
相生とは、陽を捕らえてから、陰を捉らえること

 

矛盾は、陽である、さらに、陰であること
たとえば、光である、さらに、闇であるのは
互いに、矛盾しているため、意味が漏れていく
矛盾が多いと、意味が解らず、実感が減っていく

 

補完は、陽である、という、陰であること
たとえば、光である、という、闇であるのは
互いに、補完しているため、意味が湧いてくる
矛盾が寡いと、意味が分かり、実感が増えていく

 

親和性とは、陽と陰は、認識の実感を生み
矛盾が生まれると、実感が埋まれていくこと
矛盾が減るほど、補完が増えて、実感が湧いて
矛盾が増えるほど、補完が減って、実感が漏れる

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