物語編
第一章 第十五話 概念編
第一章 時空間
第十五回 空間 の裏に 時間
空間は、意識を介する、意味の次元のこと
時間とは、意味を解する、意識の次元のこと
空間の意味を解すると、時間に意識が隠されて
時間の意識を介するとき、空間に意味が現われる
同じ物は映り難く、違う物は写り易いため
空間には、意味として、違う物が現れてくる
一方、同じ物は同じ者に、意味は意識に変わる
つまり、空間が時間に移り、無意識に積み重なる
同じ者は容れ易く、違う者は認め難いため
時間には、意識として、同じ者が隠れていく
一方、違う者は違う物に、意識は意味に換わる
つまり、時間が空間に映り、自意識に浮び上がる
時空間の要素は、原因と結果と条件であり
その仕組は、「原因ならば結果」という条件
空間軸は、因果を収めて、現実に実感を与える
時間軸には、条件を納めて、現実の実感を変える